〜東洋医学から見る〜あなたの冷え性はどのタイプ?②
今回はあと残り2つの冷え性のタイプについて徹底解剖していきましょう!!
血虚タイプと瘀血タイプにわかれます。
早速見ていきましょう^^
血液不足・顔に赤みがない、血虚タイプ
- 皮膚につやがない
- 顔色が悪い
- やせぎみ
- 目がかすむ
- 眠れない
- 貧血
血液が不足していたり、血液の機能が劣っていたりする場合の冷え性・低体温です。
貧血は主な原因の一つです。血液の赤みが無いので、青白い顔色だったり、
黄色っぽかったりします。青白い方は、特に冷えを伴っているでしょう。
胃腸が弱いかもしれません。
まず血液を造るためには栄養が必要です。
栄養を摂るためには、食事をバランス良く食べることも大切ですが、
胃腸の消化吸収能力が正常であることも大切です。
ひょっとしたらあなたは胃腸が弱いかもしれません。
胃腸が弱い方の場合、特に顔色は黄色っぽくなります。
つまり、食事をしっかりと食べていて、栄養も摂っているが
胃腸が弱いためにしっかりと消化吸収が出来ず、栄養素を
垂れ流してしまっている可能性があります。
改善方法
お腹を温めましょう
お腹を温めるとお腹に血液が集まってきて、お腹の働きが活発になります。
逆にお腹が冷えているということは、 お腹の血流が悪いわけで、
当然お腹の働きも悪いわけです。
こんな場合は、お腹を温める習慣をつけるだけでも
その働きは変わってきます!
運動をしましょう
胃腸を強くするため、しっかりと運動をして、ある程度の筋肉を維持しましょう。
胃腸は筋肉が支えています。また運動の刺激が無いと、腸も働きません。
悩みすぎない
悩みすぎないと言われても、一番難しいですが、そういうことです。
悩みすぎると、胃がきりきりしてきませんか?
悩みすぎは胃腸の働きを悪くしますし、胃腸の粘膜も荒らします。
栄養バランスに気をつける
特に鉄や銅、モリブデン、コバルト、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、
葉酸など、血液を造る際に必要な成分が、 食事の中で摂れていないかもしれません。
バランスのよい食生活を心がけてください。
ドロドロの血液による血行不良!瘀血タイプ
・身体の冷え、痛み
・肩や首がこる
・月経痛がひどく、長引く
・頭痛、腰痛
瘀血タイプの冷えは、身体の冷え、それに伴う痛み、しびれなどが特徴です。
身体全体を温かい血がスムーズに巡っているのが健康な状態ですが、
このタイプは血の巡りが滞った状態で、血行不良のため頭痛や腰痛、
肩や首のこりなどの症状が出やすくなります。
前回の陽虚タイプと上記の血虚タイプの症状と併発することも多く、
その場合には合わせて改善していくことで、根本的に冷えを改善することができます。
改善方法
このタイプは血液がドロドロの状態です。
ドロドロの血液の原因は悪質な油(揚げ物などの酸化した油やマーガリンや
マヨネーズなどのトランス脂肪酸)、肉類、砂糖の過剰摂取など、
食事によるところが大きいと言われています。
まずは毎日の食事でそれらの摂取を少しずつでも減らすことが大切です。
代わりに生野菜を出来るだけ採るようにしていきましょう。
生野菜というと冷え性の方は、身体を冷やすので避けているという方も多いですが、
血行不良により冷えが促進されているこのタイプは、血液をサラサラにしてくれる
生野菜は積極的に摂ってほしい食材です。
ただし、冬の時期に頂くサラダは、
温性の野菜である「キャベツ、タマネギ、ニンジンで作ったサラダ」
などがおすすめです。
また、ドレッシングを使う場合は油の種類にも注意が必要です。
一般的なドレッシングに多く使用されているサラダ油の主成分はリノール酸です。
リノール酸は身体に必要な脂肪酸ですが、摂りすぎるとアレルギーの原因になったり、
善玉コレステロールを下げたり、血液をドロドロにすると言われています。
また、ノンオイルのドレッシングも、
人工甘味料や砂糖などで甘みを付けているものがほとんどです。
良質なオリーブオイルや亜麻仁油、エゴマ油を使うと良いでしょう。
みなさん、どうでしたか?
冷え性と一言でいっても様々なタイプがあるようです。
まずは自分がどのタイプの冷え性なのかを知り、適切な処置をしてみてください🎶