自然栽培と人間の体の摂理
こんにちは。奇跡の酵素玄米粉の開発者の木元聖花です。
先日、奇跡のりんごで有名の木村秋則さんが岡山県倉敷に自然栽培の稲、葡萄の視察、指導に来られました。
奇跡の酵素玄米粉の原料はNPO法人岡山県木村式自然栽培米の米糠ですので、私たちも倉敷まで行って木村さんにお会いしました。
木村さんの自然栽培に賛同して米の自然栽培に取り組んでおられる農家の方々も同行され、現場でいろんな自然栽培のお話を聞くことができました。
山田さん、倉敷で一番初めに木村式自然栽培に取り組んでこられた方。NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会理事長の高橋啓一さんのお言葉を借りれば、山田さんはミスター木村です。10年間自然栽培を続けてこられ、体で自然栽培のすごさを感じていると。
「自然界の植物は、土の中の微生物によって育てられています。農薬、肥料など余計なものは必要としません。土の中の微生物は住みやすい環境を作ってあげれば、植物の種類関係なく、自分で育ちます。その土の微生物が住みやすい環境づくりが、いわば土づくりです。はじめは苦労しますが、土が出来上がると、土の微生物の働きで土の中の栄養分を分解、吸収しますので、なんでもうまく育ちます。稲であれ、野菜であれ、なんでも無農薬、無肥料で育ちます。
逆に、肥料をたくさん与えると、植物はそれに頼ってしまい、与えられたものしか利用できなくなり、弱弱しい植物に育ち、病気にかかりやすくなります。すると害虫に侵されやすくなるので、農薬で害虫を殺すしかない。すると、植物はますます肥料、農薬に頼ることになります。また、農薬をまくと土の微生物が殺されますので、永遠に肥料に頼らざるを得なくなります」と山田さん。
まさに、人間の体と同じだなと思いました。われわれ人間の体も、本来は自分で健康を維持する力を備えています。われわれ腸内には100兆個を超える腸内細菌が働いています。これらの腸内細菌が元気になれば我々は健康です。腸内細菌、特に善玉菌が元気になるような食べ物は発酵食品です。
植物に農薬まくと土の微生物が殺され弱弱しい植物になると同じく、必要以上に薬を飲むと、体本来の健康を維持しようとする力が弱くなり、病気にかかりやすくなります。また、抗生物質などのきつい薬を飲み続けると腸内細菌が殺され、腸内腐敗が起こやすく、健康維持ができなくなります。
奇跡の酵素玄米粉がまさに「腸内菌のごちそうです!」
自然栽培で土の微生物が元気になって元気な植物が育つのと、発酵食品で腸内細菌を元気にして健康な体を作るのは、まさに自然の摂理ですね。