こんなにあった！日本伝統の発酵調味料

こんにちは！気が付けばもう１２月。今年も締めくくりですね。来年に疲れを残さないためにも、常に健康管理には気を付けていきましょうね♪

さて、健康管理と言えば皆さんは何を想像されるでしょうか？睡眠時間？適度な運動？これらももちろん大切ですが、私はやはり“食事”だと思います。直接体に作用され、なおかつ毎日口に入れるものですから、日頃から気を使っていきたいですよね。体に良い食べ物と言えば、最近はよく“酵素”や“発酵”という言葉を耳にします。実は、日本の多くの調味料もこの“発酵”によりとても栄養価が高いとされているんです！

今日はそんな、「発酵調味料」の秘密に迫っていきます✨

なぜ日本には発酵食品が多いの？

先述した通り、数年前から発酵の栄養の豊富さは注目され始めました。しかし納豆や醤油、糠漬けなど、もともと日本は発酵食品がとても多い国なのです。ではなぜ、日本には発酵食品が多いのでしょうか？その理由は日本の気候です。発酵には、細菌やカビの繁殖が必要であるため、比較的多湿な環境である方が良いとされています。日本は梅雨を代表として多湿な時期が多くあり、さらに食物を保存させるための手段として昔から発酵を用いていたそうです。これらが、現在多くの発酵食品が日本にある理由なんだとか。

発酵調味料にはどんなものがあるの？

①醤油

１つ目は日本料理には欠かせない調味料、醤油です。醤油は、原料の大豆と小麦、そして麴菌という菌を一緒に混ぜ、できあがった物に食塩水を加えて数か月間発酵・熟成させます。そして、醤油はとても豊富に栄養が含まれています。例えば、香り成分のフラノン。フラノンにはがん予防の効果やコレステロール値を下げる効果があります。少量でこれらの十分な効果が期待できるので、積極的にお料理に使ってみてください！

②日本酒

日本酒は、麹菌の一種である米麹を使用し作られています。原料であるお米に糖分が含まれないため、麴菌を加えデンプン質を糖化させているんだとか。実はこの日本酒、国内外問わず美容効果が絶大なことでも知られています。シミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑制する力をもっていたり、肌を保湿する効果、さらに便秘解消や生活習慣病の予防まで、たくさんの女性に嬉しい効果をもっているんです。

③味噌

味噌＝発酵というイメージは多くの人がもっているのではないでしょうか。味噌の起源は、飛鳥時代にまでさかのぼります。当時の味噌は調味料というよりは、大豆やその他の穀物を塩漬け保存した保存食で、そのまま食べられていたそうですよ！実は味噌にも女性に嬉しい効果がたくさん。美白効果が絶大とされているリノール酸や、女性ホルモンの活性を高めるイソフラボなども豊富に含まれているのです。現代では味噌汁という形で毎日口にすることも多い味噌。その効果を意識するとより美味しく感じちゃいますよね😊